日本の性犯罪まとめ

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日本の性犯罪No001|歩行中の女性を車で拉致監禁、集団強姦に及んだ事件②(被害女性の供述)

日本の性犯罪No001|歩行中の女性を車で拉致監禁、集団強姦に及んだ事件②(被害女性の供述)

 

(1) 被害女性の証言の要旨
ア 私は,平成17年10月下旬ころから同年11月2日まで体調が悪く,交際相手のIの家で寝泊まりをしていた。事件の前日である11月2日の昼ころIと性交渉を持ち,その後夕方ころに自宅に戻った。


イ 事件当日の午前零時30分ころ,自宅から歩いて二,三分の距離にある自動販売機まで,2リットルのペットボトル入りのお茶を買いに出掛けた。
お茶を買って自宅に向かって歩いていたら,左前から車が近づいてきて男(以下,「乙」という。)が1人降りてきた。乙は私の左腕をつかんで,車の助手席側の後部座席に連れ込もうとした。そのとき,乙は両手で私の腕をつかんでいたと思う。このときの時間は,大体,午前零時35分ころと思う。私は,怖くて声を上げることができなかったが,引っ張られないように手を使ったり,足で踏ん張ったりした。

ウ しかし,結局,車に先に乗り込んだ乙に引きずり込まれた。乙は,両手で私の両腕をつかんで引っ張り込んだ。そのとき,車の運転席には,もう一人の男(以下,「甲」という。)が座っていた。乙が私の上にかぶさるようにして車のドアを閉め,甲が車を発進させてUターンをした。私が逃げようと思ってドアを開けようとすると,乙におなかをこぶしで殴られた。


殴った手は右だったと思う。

 

かなりの痛みを感じたが,あきらめずにドアを開けようとすると,また乙はおなかを殴ってきた。おなかを殴られたのは,連続して大体四,五回だったと思う。

 

乙は,殴っているときに,「暴れるな。」と大声で言った。


エ その後,車は,海沿いの駐車場のようなところに停車した。車が止まった場所の明るさは,真っ暗ではなかったが,かなり暗かった。私は,強姦されて海に捨てられたりするのかなと思った。私が車に引きずり込まれてから停車するまでの時間は,5分くらいだったと思うので,このときの時間は,午前零時40分ころと思う。


オ 車が止まった後,乙は,私の上半身の服を脱がせようとしてきた。私は,手をばたつかせるなどして脱がされないように抵抗したが,結局上半身の服を脱がされてしまい,続いて,下半身の服も脱がされてしまった。乙は,私を全裸にした後,胸や陰部を触ってきた。それから,乙が甲に,「押さえ付けとけ。」と言うと,運転席に座っていた甲が,外を回って助手席に移動して,私の肩辺りを押さえ付けた。そのときの甲の力は強く,私は身動きしたり抵抗したりすることができなかった。


カ その後,乙が私の膣内に男性器を挿入してきて,二,三分くらい腰を動かした。その後,乙は男性器を抜いて,1回外に出て運転席に移動し,甲が車の中をそのまま助手席から後部座席に移動してきた。そして,甲が私の膣内に男性器を挿入して,腰を動かしていたとき,後ろから車のライトが見えた。甲は焦った様子で,男性器を挿入するのをやめて,すぐにズボンをはいて,私に「服を着ろ。」と言った。そう言われたとき,解放されるのかなと思った。私は,後部座席の端にあった服を着たが,ブラジャーだけは着けられなかった。キ ライトが近づいた後,乙は,慌てた様子で,車をUターンして移動させた。私が服を着た後,男らに,「降りろ。」,「黙っとけよ。」,「だれにも言うなよ。」と言われた。私が車を降りると,車は走り去って行った。車は黒っぽい感じのセダンだったが,ナンバーを見る余裕はなかった。私は,車から降ろされた後,隅に隠れてブラジャーを着けて自宅に帰った。


私が車から降ろされたのは,午前1時ころと思う。


ク 甲,乙ともに,膣内に射精したかどうかは分からない。


ケ 自宅に帰った後,Iに電話をして,男2人から襲われたことを言った。


その後,Iが自宅まで迎えに来てくれて,一緒にIの家まで行った。Iの家でお風呂に入っているとき,太もも辺りに数本のみみず腫れの傷があることに気付いた。


コ 被害については,Iが警察に通報してくれ,私は,その日に警察に行って被害申告をした。その後,警察官と一緒にJ産婦人科に行った。


サ 暗かったし怖かったので,犯人2人の顔を確認することまでできなかった。乙は中肉中背で,170センチメートルくらいだったと思う。特に目立った特徴はなかった。帽子はかぶっておらず,眼鏡は掛けていなかったと思う。髪の色までは見ていない。髪の長さは,耳に掛かるか掛からないかぐらいの長さだったような気がするが,髪型までは見る余裕がなかった。

 

乙の髪型がドレッドヘアだったかどうかは分からない。甲の特徴としては,けっこう太っており,髪が短く,坊主に近い感じだったような気がする。2人とも,話し方に違和感はなく,宮崎の方言だった。


シ 事件当日に,警察で乙の似顔絵を作ったが,その当時も,乙の顔や髪の長さなどの特徴について,はっきりとした記憶はなかった。そのことを警察官にも言ったが,何となくこんな感じだったかなと思って似顔絵を作った。乙の顔をはっきりと見たわけではなかったので,完成した似顔絵の中で自信のある部分はない。はっきりと見たわけではなく,何となくこんな感じだったかなと思って,似顔絵の下に50パーセントと書いた。

 


ス 事件前日の11月2日,Iの家から自宅に帰った後に,もしも外出したことがあるとすれば,友達とカラオケに行ったかもしれない。事件直後のときには,警察官から事件直前の行動について確認されておらず,カラオケに行ったかもしれないという話はしていない。平成19年6月ころ,警察官から,自宅に戻った後事件に遭うまでの間家にいたのかを確認されて,カラオケに行ったかもしれないという話をした。そのような話をしたのは,事件に遭ったころ,よく友達とカラオケに行っていたので,行ったかもし
れないと思っただけのことであり,行ったかどうかは断言できない。